◯◯◯な大学生のブログ by Chelsea

多趣味な大学生が役立つ情報を発信していくブログ

大学デビューには気を付けて!!!

こんにちは、Chelseaです。

 

今年もこの季節がやってきましたね~

 

 

受験シーズンです!

前期受験が終わって合格発表された大学もちらほら出てきました。

 

合格された方は大学がもう楽しみですね!

 

さて、今回はタイトル通りの内容で

大学デビューして黒歴史を作った人のエピソードを書きます笑

 

 

見てくれる人の大半が、晴れて大学に合格して

「大学デビューしよう!」

と考えていると思うのですが、

大学デビューは黒歴史を作ることがあるので気を付けよう笑

 

 

 

では、話していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれは桜も咲き始めたの4月のことだった。

 

無事、大学に合格して

「これから華の大学生活だぁ~!」

なんてワクワクしていた。

 

 

ともすると、すぐに大学のガイダンスがあり、

授業も少しずつ始まっていった。

 

それと同時に大学の一番の目玉、

サークルの新歓も行われていった。

 

 

僕は「このまま大学デビューや!」

と言わんばかりにサークル見学を回っていった。

 

サークル見学はめっちゃ楽しかった。

部活・サークルの種類が高校のものの比ではなく、

運動部から缶蹴りサークル、挙げ句の果てにはカエルを捕まえるサークルなど高校まで無かった新たな世界に釘付けだった。

 

 いいサークルは多かったがバイトもしたかったのでひとつに絞った。

 

悩んだ末に男女仲良くしているちょうどいいサークルがあったので

「よし、ここに入るぞ!」

と俺は決めた。

 

その時の俺は

陽キャになって、大学デビューするんだ!!友達!女!!!」

と期待で胸がいっぱいだった。

 

 

そう、ある事件が起こるまでは。

 

 

 

数日後、さっそく初顔合わせの新歓コンパがあった。

場所は大学生らしく居酒屋。

華やかで楽しいムードが漂っていた。

 

席はくじ引きで決めるシステムで、

当然両隣は初対面なので軽い挨拶から始まった。

 

 

くじ運は絶好調、

両隣は女の子だった。

 

 

初対面なので緊張と不安はあったが、

時間がたつにつれて徐々に打ち解けていった。

 

(これぞ確コン!女の子も可愛い!彼女にしよう!)

そう心の中でリツイート

心の中のオーディエンスは拍手喝采

頭の中ではブレイクダンス

 

 緊張が楽しみに変わりかけたその時、

 

 

「ファファ、ファファッ、ファファ!!」

アニメの悪役のような独特で不気味な笑い声が俺の真後ろで鳴り響いた。

 新入生の割にめちゃうるさいやつだった。

 

 

 

 

 

(絡まれたら嫌だな、)

 

そう思ったものの、隣の女の子との会話が楽しかったのでそんなことは忘れて、盛り上がって俺はワイワイやっていた。

(女!女!女!)

 

 

 

 

しかし、神様は意地悪だ。

天国は長く続かない。

 

 

突然、誰かにに肩をトントンされた、

 

 

 

振り返るとそこにいたのは

 

後ろの新入生だった。

 

 

隣の女の子たちにカッコ悪いところは見せられないので、

 

「ん?何?」

 

と強気で聞く俺、

 

 

 

 

すると、やつはスマホを取り出した。

(ん、なんだ?)

 

なにやらタレント名鑑のサイト開いて、

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前メガネつけるとずん飯尾に多分似てるから、ずんって呼ぶわ!((((ア、ファファッ、ファファ」

 

 

 

 

「(んんn、急に何こいつ)似てないと思うけどな~」

 

 

 

「よろしくなっ!ずん!(((アファファッ!」

 

 

 

キレそうだったが、女の子がいるので仕方なく2、3分紳士に対応した、

(やっと、終わった、ふぅ。女!女ァ!!)

 

 

 

で、隣の女の子との会話に戻ろうとしたが時すでにお寿司。

 

女の子の反応は悪くなり、別の男と仲良く喋っている。

ずん飯尾のパンチ力が強すぎた。

 

 

心の中のオーディエンスは静かに去っていった、、、

 

それから地獄の宴が、どれくらいだろうか、、

 

 

 

体感2時間くらい続いたと思う。

 

 

 

後の友人による証言だが、

バラエティ番組に出てる時の土田みたいな無表情をずっとしていたらしい。

 

その日はいろんな意味で終わった。

 

 

 

後日、もう一度そのサークルに顔を出したがその件が気にかかったのでやめた。

結局、別の男だらけのサークルに行くようになった。

 

 

華の大学生活は、皮肉にも桜の満開時期と同時に散った。

 (男友達はある意味馬鹿出来て楽しかったけどね、)

 

 

当然彼を忘れた日はなかったが、大学は広いので全然目にしないので何も言うことができずもやもやしていた。

 

 

 

しかし半年くらいしたある日、近くのコンビニで彼の姿を見かけた。

うるさかったはずの彼だが、めっちゃ下を向きながら歩いていて別人のようだった。

サークルの事を思い出して、なんか言おうかと思ったけどチキってしまった(笑)

 

 

 

 

それから一年が経ち、たまたま友人伝いに聞いたのだが

やつの人格には難があり、友達から慕われなくなり大学を中退したらしい。

サークルの先輩と揉める事もあったそうだ。

 

 

 

その話を聞いたおれは、

「そうだったのか~、残念だわ」

といってみたものの、

 

 

 

内心では

(アファッ、酒が進みそうww)

と若干クズなことを考えてしまった。

 

そんなことはどうでもいい。

世の中は因果応報だと痛感した。

 

 

ちなみに、同じ高校出身の人からは「大学デビュー」と呼ばれていたそうだ。

(完)

 

 

 

 

 

 

と、こんな話でした。

 

大学デビューを考えてる皆さんは、

彼を反面教師にして気を付けましょうね。

 

 

するのは楽しくて良いと思いますが、人を傷つけるのはやめましょう!

あと、インスタめっちゃ上げるのもイタいのでほどほどに笑

 

 

今回はこれで以上です。

最後まで見ていただいた方ありがとうございました!