◯◯◯な大学生のブログ by Chelsea

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情報ゲームのネット社会で敗者にならないために(情報の非対称性) #3

こんにちは、一般大学生のチェルシーです。

 

先日、Twitterをしていたら高額コンサル詐欺に逢われた方がいらっしゃいました。

 

また、Twitterやネットをしているとよく見かけるのが情報商材を売っている方で

・自称年収~万、~億円

・自分の仕事内容を示していない

・稼いでいる割にやたらフォローをしている

という感じのグレーな方が結構います。

 

このような一般人、一般企業の皮をかぶった「スマート詐欺師」が増えていて、なんかネット上が情報というトランプのポーカーに思えてきました。

 

ということでこのゲームに負けないためにどう立ち回るべきかを、大学で学んだ「情報の非対称性」を使って考えていきます。

 

この考え方を「ネットリテラシーの基本として多くの人がもっと知ってほしい」と思ったので今回記事として書いてみました!

これを読んだあなたは情報弱者から脱し、

ネットリテラシー偏差値60くらいの情報強者になっていることでしょう!

 

では「情報の非対称性」について例を出しながら説明していきたいと思います。

見てくださる方ありがとうございます!

 

目次

 

情報の非対称性とは


 僕なりに学んだことを簡単にまとめると

売買というある種のゲームが行われる際に、

物を売る人の方が

その商品について多くの情報を持っている

ので、

その売り手が消費者を騙す前提で契約を結べば、消費者は損をしてしまうということです。

(興味のある方は「逆選択」、「モラルハザード」も調べてみてください)

 

ネットにおける情報の非対称性は「逆選択」と言われ、これも説明してみます。

まず、売り手は低品質の商品を高価格で売ろうとします。

すると、低品質のものと高品質のものが同じ価格で売られ出します。

消費者は疑い深くなり、高い商品を買わず安い物を買おうとします。

結果として低品質なものが売れるようになり、高品質のものがその市場から淘汰されるようになります。

通常であれば市場には第三者機関の許可が必要ですがネット上ではそれがないためそれがメリットでありデメリットな訳です。

 

 

結論として、

ネット上の取引では第三者機関が無いので参入障壁が低い。つまり、情報が偽られやすく、商品・サービスを買うと低品質、詐欺まがいのものに当たる確率が高い、ということになります。

 

 

 

どのように利用されるのか

これを利用する人として有名なのが

ポーカーなどのゲームプレイヤーです。

 

自分の手札が悪い場合ほど手札が優れているように見せかけてプレイして、相手を騙して配当を多く得ようとします。

 

 

これを市場に置き換えてみましょう。

悪質な企業や個人が製品・サービスを実際よりも価値があるように見せかけて消費者に売ることでそいつらは利益を出し、結果として消費者は損をする、といったところです。

 

ネット社会ではこれが起きやすいので、いかに情報を握み損ねないかがカギになってきます。

 

しかし、

 

最近、ネット上では様々な取引の仕方が構築されつつあり、ゲームでいうと「環境」が変わってきています。

 

環境が変われば当然、既存のやり方を続ける生存者は淘汰されてしまいます。

 

ひと昔前までのネット詐欺師は主に広告で、「これを買うことで儲け方を学べます」とか「これを買うことでモテます」と謳い、「その代わりに何円払ってください、このお金の分は必ず取り返せると保証します!」

 

で、ふたを開けてみれば全く役に立たず損をする、、というものが多かったですね。

 

そのためこれを理解し始めた多くの人は広告をクリックしないという行動に出ました。

 

 

 

しかし、最近はこのようにネットリテラシーを身に着け免疫が付いた人が多くなっていることに対応して、

 

ブログやSNSでファンを増やして洗脳したり、心理学や行動経済学を駆使して、やり方を複雑化させていつの間にか消費者が高額のお金を出していた、、、

という風に詐欺が高度化しているので、中途半端にリテラシーがついている多くの人たちは安全とは言い切れません。

 

 

むしろ、昔よりもゲームに負ける危険性が高まったのではないかと個人的に思います。

 

 

 

話を戻すと、ネット上では情報で利用する側、利用される側がいるので常にこれを意識すること。

また、利用の方法は日々変化していて、自分の置かれている環境を様々な見地から見ることが大事だと思います。

 

 

 

敗者にならないために

いくつかの方法をあげてみました。

 

三者が介入しているのか?

サッカーで考えると、審判がいなければハンドもオフサイドもアリになってしまいます。なので、第三者機関がいるのか、またその信頼性が高いかがカギになります。

 

肩書(特に年収)は信じない

たかがネットなので肩書きなんて信用しちゃいけません。まず、その情報を目にしている時点であなたが情報的に不利だということを自覚するべきです。

それを見て「おお、すげえ」なんて思ったら、もう切腹ものだと思って下さい笑

実績も正直わかりません笑

 

名だけではなく、顔が通っている学者や有名人、企業の商品は99%信頼していいでしょう。

ただ、個人的にですが優良なものはネット上に少ないように感じます。

 

売手(特にネット上)を疑う、調べる

正確なソースはあるのか、たとえ通帳の一部が載せられていたとしても100%確認できないものは信じないようにしましょう。100%疑いの目で売り手の情報を見ましょう。

 

ネット上での評判を調べる

できるだけ、多くの検索エンジンで多くの記事を見て比較するのがいいと思います。サクラの記事があることがあるので細かい部分まで目を通しましょう。

 

 

 

商品の効用が明確に述べられているか

これも大事です。

悪質な情報商材は多くの人を釣るために、

「この商材を買うことでお金持ちになります」

というような漠然で大きな効用を得られるという謳い文句になりがちという特徴があります。これなら買う人も買う人です。

 

 

もし同じ価格で

「これを買うことでお金に関する知識を学ぶことができます。私は××大学の博士号を持っていて、金融に関しての知識は十分にあります。ここでは私がデータに基づきながら研究してわかったお金持ちに関する特徴をまとめています。そのうちの1つとしてお金持ちの人のデータに関して、、、。〇〇大学の研究によると年収が高い人には、、、という特徴があります。これを私なりにデータを取って裏付けしていったところ、、、」

長ったらしくてごめんなさいですが(笑)、これだったらある程度具体的で信頼できる後者の方がいいですね。しかし、100%騙されないと限らないので、

 

 

発信者の名や顔それからできれば住所までしっかり裏が取れていればいるほど、また効用が明確であればあるほど信頼性が高い商品サービスであると言えると思います。

 

 

健全にこれを利用する(例)

情報の格差を利用することで様々な場面で有利になることがあります。

 

SNSでフォローしてもらう

たとえばSNSで、

「起業して会社を大きくし、社会貢献も頑張っていきたいと思うのでフォローお願いします」

と発信すればフォロワーが一気に増えること間違いなしです。ですが、そう書いた裏で

(社会貢献より利益重視でいこう)

と思っている人も中にはいるし、

(フォロワーを増やしてマーケティング面につなげよう)

とまで考える人もいるでしょう。これは極端で悪い例ですが、自分だけがわかる情報があればこんなこともできてしまいます。

 

 

恋愛

こんな場面でも使えます。

例えば、僕が分割払いで高級車を買ったとします。

それを合コンや相席屋

 

「最近、職業柄勢いで高級車買ったんだよね」

とだけ言えば、相手は一括払いしたと勘違して興味を抱いてくれるので、場において優位な立ち位置をつけることができます。

また、「最近」「勢い」という言葉も判断基準が人それぞれなので、ここにも情報の格差を生み出すことができます。

(最近って5年前だけどね笑)

みたいな感じです。

 

 

 

まとめ

ネット上の商品サービスは売り手と買い手の情報格差に漬け込み儲けようとする人が多いです。

 

さらに詐欺の高度化、消費者の慢心、ネット上にある市場のジャンク化なども被害者が出てしまう原因だと思いました。

 

ネット社会は弱肉強食の差が激しいです。本当に、情報商材とかネット詐欺する人の気が知れないし、憤りを感じます。

そのため、私たちは情報に格差があると自覚しながらインターネットをしなければならないと思います。

 

今回この記事を書いたのは利用するためでなく、身を守るためなので、この記事が読んでくれた方の役に立てば嬉しいです。

 

 

では、最後まで読んでいただきありがとうございました。Chelseaでした。

 

次回以降、さらに質の高い記事を書いていくので、読者になっていただければ嬉しいです!